サイトへのアクセス数を増やしたいのですが(その2)

前回は

  • 外的要素
  • 内的要素

があって、外的要素は直接アクセスアップの施策を考えるのにあまり有効ではない。
という所までお話しました。

ここで補足をしておくと、アクセスアップのための直接的な施策として上げられるのは、

です。
これらを有効に活用するためのデータとしては前回上げたとおり、

があります。
ここで考えてみたいのですが、何も施策をしていない状態で効率的にアクセスされているページや検索ワードに対してSEOリスティング広告などの施策を打つことは果たして有効でしょうか?
それよりもアクセス解析の結果を鑑みて、演繹的に考えて、
現在、アクセスが多いワードやページからこぼれている要素が無いか、すなわちこれらから考え得るコンテンツやワードが無いかを考える
事によって導き出される推論から考えて施策を打ったほうが有効です。

これが、「Google Analyticsの結果を直接アクセスアップにつなげるのは無理」と言い切った理由です。

それでは、内的要因についてはどうでしょうか。
それについては次エントリーで説明致します。

質問募集

こちらでFAQの内容等考えて色々書いていこうと思っています。
しかし、少しネタが不足していますので、ここで募りたいと思います。

質問内容を思いついた方はコメント欄に質問したい内容を書いておいてください。
私とあなたの間で多少、質問の解釈が異なる場合も出るとは思いますが
のちのち修正でお願いします。



てか、助けて!!

おねがい・・・

サイトへのアクセス数を増やしたいのですが(その1)

Google Analytics利用し始める動機として一番多いのはこれかと思います。しかし、はっきり言うと

Google Analyticsの結果を
直接アクセスアップにつなげるのは無理

です。

その理由を以下に示します。
まず、「サイトの良さ」を測る指標については大きく分けて2つに分類されます。
-外的要素
-内的要素
です。

外的要素には、
-どこのサイト(リンク元)から来ているのか
-どのキーワードを検索してきているのか
などが挙げられます。
これらは、
-リファラURL
-リファラキーワード
などで確認できます。
これらは結果としてGoogle Analyticsで測定が可能ですが、
サイトのWebマスターが利用する際に
「仮説の立案、証明の試行錯誤」が必要となります。
なぜなら、これらの要素を決定するのはユーザーで、
ユーザーの行動は、こちらの予測の斜め上を行かれる場合が多いからです。
我々に出来得るのはGoogle Analyticsの結果を鑑みて施策の試作をしてゆくことです。すぐに効果が現れればラッキーですが、下手をすると数十回施策の試作をしても効果が薄い場合があります。
「全然役に立たないじゃん」
という向きもあるとは思いますが、余分な選択肢をふるい落とすためには有効な手段です。
リファラURLとリファラキーワードのデータは以下の操作で確認できます。

リファラURL
[マーケティングの最適化]⇒[訪問ユーザー セグメントのパフォーマンス]⇒[参照ソース]
リファラキーワード
[マーケティングの最適化]⇒[検索エンジン マーケティング]⇒[キーワード全体のコンバージョン]

ちなみにアクセス数の確認は

1 日の訪問数
[マーケティングの最適化]⇒[固有の訪問ユーザーのトラッキング]⇒[1 日の訪問数]

で確認できます。

次のエントリーでは、外的要因から考える有効的な施策とその考え方について説明します。

ウェブ デザインの情報

[コンテンツの最適化]⇒[ウェブ デザインの情報]

[ブラウザのバージョン]
サイトやコンテンツを作成する際に基準とするブラウザを確認できます。


[プラットフォームのバージョン]
サイトおよびコンテンツを作成する際に基準とするプラットフォームのバージョンを確認できます。


[ブラウザとプラットフォーム]
サイトやコンテンツを作成する際に基準とするブラウザとプラットフォームの組み合わせを確認できます。


[画面の解像度]
サイトのコンテンツを作成する際に基準とする画面の解像度を確認できます。


[画面の色]
サイトのコンテンツを作成する際に基準とする色の解像度を確認できます。


[言語]
訪問ユーザーが使用している言語設定を確認できます。


[Java 有効率]
ブラウザで Java を有効にしている訪問ユーザーの比率を確認できます。


[Flash のバージョン]
Flash コンテンツを作成する際に基準とする Flash のバージョンを確認できます。


[接続速度]
サイトおよびコンテンツを作成する際に基準とする接続速度を確認できます。


[ホスト名]
同じウェブ サイト コンテンツを複数のドメインで公開している場合に、訪問ユーザーがアクセスしたドメインを確認できます。

目標と到達プロセス

[コンテンツの最適化]⇒[目標と到達プロセス]

[目標のトラッキング]
一定の期間の各目標のコンバージョン数を確認できます。 このレポートでは、一定の期間のコンバージョン数の推移が目標ごとにグラフで表示されます。


[目標のコンバージョン]
一定の期間に各目標のコンバージョン率がどのように変動したかを確認できます。


[目標到達プロセスのナビゲーション]
目標到達プロセスのどのステップでユーザーがプロセスを放棄したかを確認できます。


[目標到達プロセスの放棄率]
目標到達プロセスを放棄したユーザーの比率を確認できます。


[目標パスの解析]
訪問ユーザーが目標に到達するまでの実際のプロセスを確認できます。 このレポートには、設定した目標までのナビゲーションパスのリスト、および各パスのコンバージョン数が表示されます。


[目標の確認]
このレポートでは、それぞれの目標について、目標として設定したページとその閲覧回数を確認できます 。

ナビゲーションの分析

[コンテンツの最適化]⇒[ナビゲーションの分析]

[閲覧開始ページの直帰率]
最初のページを訪問してすぐにサイトから直帰したユーザーの数を確認できます。


[上位の離脱ページ]
訪問ユーザーがサイトを離脱する割合の高いページを確認できます。


[サイト上のデータ表示]
サイト上のデータ表示この画面では、各リンクのトラフィックやコンバージョンデータをサイト上で確認できます。ページの離脱率はサイト上のデータ表示の右上に示されます。


[ナビゲーション開始位置]
コンバージョンに結びついたナビゲーション パスを確認できます。


[すべてのナビゲーション]
訪問ユーザーがサイト内でどのようにページ間を移動しているかを確認できます。 レポートの左側で分析するページを選択します。レポートには、移動元ページと移動先ページのクリック数、コンバージョン率、平均スコアが表示されます。

コンテンツのパフォーマンス

[コンテンツの最適化]⇒[コンテンツのパフォーマンス]


[上位のコンテンツ]
お客様のサイトのうち最も人気のあるページ、ユーザーの興味、およびページのサイトにおける重要性を確認いただけます。


[コンテンツの詳細]
サイト内の各ページの人気度やビジネスにとっての重要性を確認できます。このレポートには、サイトの各ページの固有の表示回数とページビュー数、平均閲覧時間、閲覧後にサイトから離脱した割合、$ インデックスが表示されます。 [$ インデックス] が最も高いページは、ユーザーが重要なコンバージョンを達成する前に訪問する確率が高いことを表します。


[タイトル別のコンテンツ]
最も人気のあるページで使用されている HTML タイトル タグを確認いただけます。このレポートでは、HTML タイトルタグを基準にページを比較し、同じ HTMLタイトルを持つページを 1 つのページにまとめて、それぞれの固有の表示数、ページビュー数、ページの平均閲覧時間、ページからの離脱率、$ インデックスが表示されます。


[動的なコンテンツ]
動的なコンテンツのリクエストで使用されるパラメータの名前や値を確認できます。 このレポートでは、内部検索および動的なコンテンツを分析し、URL にクエリ パラメータ (通常はクエリ トークン “?” の後の部分) が含まれるすべてのページが表示されます。


[訪問中のページビュー数]
1 回の訪問中にユーザーが閲覧したページ数を確認できます。

[閲覧時間]
訪問ユーザーがウェブ サイトを閲覧した時間を確認できます。