サイトへのアクセス数を増やしたいのですが(その1)
Google Analytics利用し始める動機として一番多いのはこれかと思います。しかし、はっきり言うと
Google Analyticsの結果を
直接アクセスアップにつなげるのは無理
です。
その理由を以下に示します。
まず、「サイトの良さ」を測る指標については大きく分けて2つに分類されます。
-外的要素
-内的要素
です。
外的要素には、
-どこのサイト(リンク元)から来ているのか
-どのキーワードを検索してきているのか
などが挙げられます。
これらは、
-リファラURL
-リファラキーワード
などで確認できます。
これらは結果としてGoogle Analyticsで測定が可能ですが、
サイトのWebマスターが利用する際に
「仮説の立案、証明の試行錯誤」が必要となります。
なぜなら、これらの要素を決定するのはユーザーで、
ユーザーの行動は、こちらの予測の斜め上を行かれる場合が多いからです。
我々に出来得るのはGoogle Analyticsの結果を鑑みて施策の試作をしてゆくことです。すぐに効果が現れればラッキーですが、下手をすると数十回施策の試作をしても効果が薄い場合があります。
「全然役に立たないじゃん」
という向きもあるとは思いますが、余分な選択肢をふるい落とすためには有効な手段です。
リファラURLとリファラキーワードのデータは以下の操作で確認できます。
リファラURL
[マーケティングの最適化]⇒[訪問ユーザー セグメントのパフォーマンス]⇒[参照ソース]
リファラキーワード
[マーケティングの最適化]⇒[検索エンジン マーケティング]⇒[キーワード全体のコンバージョン]
ちなみにアクセス数の確認は
で確認できます。
次のエントリーでは、外的要因から考える有効的な施策とその考え方について説明します。